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ハイレゾ音源 その2 再生編

2017. 7.27



ハイレゾ音源で、いくつかの音源の入手とMacでの再生(*)までは試してみましたが、せっかくなので、SONY ヘッドフォンアンプPHA-1Aを試してみました。

(*)Makbook Pro(Retina,15-inch,Mid2014) + iTunes + ヘッッドフォンポート + SONY フルオープン型ヘッドホン MDR-MA900



再生環境の確認


e-onkyo music再生環境を参照しました(ハイレゾ音源の入手先が、e-onkyo musicのため)。

http://www.e-onkyo.com/support/listen.aspx

macとiOSを表にまとめてみました(2017/7/27)。

再生環境 ファイル形式
wav flac mqa dsf/diff
Mac iTunes × × ×
Audirvana Plus(有料) ✳︎1
VLC(無料) ✳︎1 ×
Amarra(有料) ✳︎1 ×
Hi-Res Audio Player(✳︎2)
iOS iTunes ✳︎3 × × ×
ONKYO HF PLAYER ✳︎4 ✳︎4 × ✳︎4
注意:○についても、制限等がある場合がありますので、詳細については、e-onkyo music再生環境のページを参照ください。
✳︎1:MQAのクオリティで再生するためには、MQAに対応したUSB-DACなどの利用が必要。
✳︎2:SONY PHA-1A用にSONYが提供しているプレイヤーです。
Hi-Res Audio Player
✳︎3:48kHz以上のWAVファイルが転送できません。
✳︎4:ハイレゾ再生するためには、HD プレーヤーパック(有料)か、外付けのDAC-HA200が必要。

SONY ヘッドフォンアンプPHA-1Aを試す


PHA-1Aは、対応サンプリング周波数/ビット数が、最大192kHz/24bit、DSDには未対応。

PHA-1APHA-1A

入手したハイレゾ音源「うた」(結城アイラさん、フォーマット:WAV 768kHz/32bit)を視聴してみました。



iOSでの再生


SONYは、PHA-1Aに対応したiOS用アプリを提供していない為、サードパーティー製のアプリを利用する事になりますが、PHA-1Aに対応したアプリを確認することが出来ず、結果として、ただのヘッドフォンアンプとなってしまいました。

✳︎:PHA-1Aの対応機種一覧:https://www.sony.jp/support/headphone/confirm/pha-1a.html
✳︎:44.1 kHz/48 kHzの再生は可能ですが、入手した音源はこれ以上の為、確認できませんでした。iTunesからiPoneに転送しようとするとエラーとなります。 iTunes


Macでの再生


PHA-1AをMacで使用する場合、Macは、標準で24bit/192kHz対応のUSB DACのドライバーを持っているので、ドライバーのインストールは不要です。

PHA-1Aを接続して、電源を入れると、サウンドの出力で、Sony Headphone Amplifier(PHA-1A)が選択できます。

mac


結城アイラさんの「うた」WAV 768kHz/32bitを再生


Hi-Res Audio Player、VLCでは再生できませんでした。

iTunesでは、再生が可能でしたが、ヘッドホンアンプの仕様であるはPCM 最大192 kHz/24 bit以下に変換されれていることになります。


iTunes Storeから、結城アイラさんの「うた」をダウンロードして比べてみました。

  • Makbook Pro(Retina,15-inch,Mid2014) + iTunes + ヘッッドフォンポート + SONY フルオープン型ヘッドホン MDR-MA900
  • Makbook Pro(Retina,15-inch,Mid2014) + iTunes + PHA-1A + SONY フルオープン型ヘッドホン MDR-MA900

音源による違いはなんとなくありましたが、フォーマットの違いなのか元々の音源に由来しているのかはわかりませんでした。

また、ヘッドフォンポートと、PHA-1A経由での再生の違いについては、わかりませんでした。


  • ハイレゾ音源のプロパティです。ファイルサイズが、なんと1.5GB
Hi Res
  • iTunes Storeのファイルです
Hi Res


結論

違いはなんとなくありましたが、ソースの元の状態の違いなのかわわからず、いずれにしても、どの再生でも特に不満は感じませんでした。

iOS11でflacに対応されるようなので、その時には、PHA-1Aも有効活用できるかもしれませんので、iOS11のリリースを待つこととします。